デザイン表彰式@国際アート&デザイン大学校

先日記者発表が行われた「いな#メン」には、完成までに一年かかっていますが、開発と一言で言っても様々な工程が含まれています。商品の企画・製造は勿論のこと、あらかた商品の完成形が見えてきたところで「売り方」を考えねばなりません。

売り方と一言で言っても「どう売るか」と「何を売るか」という視点で役割は大きく違います。

「どう売るか」はマーケティングの部分ですが、「何を売るか」はデザインなどが関わってきます。

企画・製造に携わる人はプロ集団なのでクオリティは間違いないのですが、仕事の繋がりだけでプロジェクトを進めようとしても、ベストパフォーマンスに繋がるかというとそうではないことが多々起こり得ます。新たな特産品として、贈答品にも使っていただけるような状態にするにはどうしたらいいものか。幅広い年齢層にも支持されるようなデザインでもありたいですし、しっかりと手にとっていただけるものにしたい。そんな思いから国際アート&デザイン大学校様にご協力いただき、授業の一環としてデザインを考えていただけることとなりました。

学生さんは卒業すると新たな道に旅立ちます。紆余曲折、色々なことがあるでしょうが、その時々にて「そういえば、こんなプロジェクトを手がけたな」と改めて立ち戻っていただければという想いを載せて。

そういった想いに賛同いただき、授業を通してデザインを考えていただきました。集まったデザインに対して一つ一つ専門家から講評を受け、その上でさらに改善していただいた上で、選考を行いました。

グランプリに輝いたのはグラフィックデザイン科1年の斎藤夕梨香さん(福島西高校出身)。コロナの影響もあり記者発表と前後してしまいましたが、ようやく表彰式を実施することができました。

完成品は県内の様々な店舗に置いていただけるように順次拡大中です!お見逃しなく!

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